農業生産法人「美浦ハイテクファーム」は、パプリカ専用の植物工場です。国産野菜に対する消費者ニーズの高まりを受け、耕作放棄地に大型のガラス温室を設け、大手スーパーやホテルなど外食産業向けに生産しています。パプリカの植物工場としては国内最大級。敷地約2万6千㎡を賃借し、約2万640㎡の生産施設を建設しました。施設内では炭酸ガスを外気の約2倍発生させて生産を促進。「露地栽培と比べ約4倍の収量」を実現しています。さらに、コンピューターシステムで室内温度や湿度を制御するほか、作業員ごとの収穫量なども管理。
施設名称 | 美浦ハイテクファーム |
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施工場所 | 茨城県美浦村 |
竣工年月 | 2015年9月 |
施設面積 | 56,707m2(17,184坪) |
温室タイプ | 太陽光型植物工場 オランダ式 |
栽培作物 | パプリカ溶液栽培 |
施設の特長など | 半閉鎖型、半永久ガラス フェンロー型建造物 48連棟 施設内空間、温度・湿度・CO2の安定しやすい軒高こう配オランダ式植物工場。ガター式栽培 半永久ガラス温室仕様、コンピューターシステムで環境制御 炭酸ガスを外気のおよそ2倍量を発生させることにより生産を促進、 露地栽培の約4倍の高い収量を実現します。 ( 設備 )自動天窓換気システム・ヒートパイプ式暖房設備 遮光・保温カーテン二層式 溶液栽培システム CO2施用機 空気撹拌扇・かん水装置・気化冷房装置(クールネット) 電照ランプ (うち自社施工システム)自動天窓換気システム・遮光・保温カーテン二層式・気化冷房装置(クールネット) ( 被覆材 )半永久強化ガラス |